サッカーJ2のジェフ千葉の食事改革を激しく応援します!
先週末のyahooニュースで、「名門ジェフ千葉から消えた脂身と白米。監督が持ち込んだ食事革命が凄い。」という記事を見つけた。
名門ジェフユナイテッド千葉を食事から改革していく
かつて代表監督を務めた事もある名将イビチャ・オシム監督が指揮を取っていた名門ジェフもJ2生活が長くなっている。エスナイデル監督は、9年ぶりのJ1復帰を目指すためにチームに厳しい食事改革を命じた。
沖縄キャンプでのホテルの食事がきっかけ
エスナイデル監督は、ホテルのビュッフェ形式のレストラン会場であ然としたんだそうです。「なぜこんなに味付けが濃くて、脂っこいものが多いんだ!」
それが沖縄の食文化だからだ。沖縄人は脂っこくて、濃い味を好むので、たいていの料理は調味料もたくさん使っていて味ク〜タ〜(濃い味付け)なんである。大変申し訳ない。
運動強度の高いサッカー選手がこんな食事では確かにダメダメですね
肉やらパスタやらパン、白米も食べ放題の選手たちに
「これはアスリートの食事ではない!」とはエスナイデル監督
さすがは現役時代をヨーロッパで過ごした監督さん、一流選手らしく、かなり食事にも気をつけているらしい。体脂肪率の管理も徹底しているところはハリル監督と同じですね。
白米を玄米に変更したあたりは、さすがに食の事をよく分かっているなという感じで好感が持てる。あらゆるスポーツチームに見習ってほしい気持ちだ。
白米は貴重なエネルギー源だから、どんぶり飯で腹いっぱい食べろ!
数年前にJ1リーグの沖縄キャンプで無料の栄養セミナーに参加した事がある。
チームの食事指導を担当する管理栄養士さんが講師でした。
そのチームでは1日3食しっかり白米をどんぶりで提供していて、おかわりも自由。練習後はすぐに牛乳で栄養補給させるなど食事の面から選手たちを徹底して管理していました。
当時は何も知らなかったので、やっぱ炭水化物はしっかりとらないとなぁとか、牛乳や果汁100%のオレンジジュースがいいんだ!なんて管理栄養士さんの言うがままに盲信していましたね。
ちなみにそのチームは現在J1からJ2に降格しています!!
時代は糖質制限ブーム!ブドウ糖主体のエンジンは持久力が短い!!
サッカーは前後半で90分、延長も入れると最大120分もの長時間を戦う競技だ。白米などのブドウ糖をメインとしたエネルギー源では瞬間的なパワーはでるけど持久力がなく、すぐにエネルギーが枯渇してしまう。なので後半は足が止まるという場面をよく見た気がする。
ところが、このブドウ糖メインのエネルギーをケトン体エンジンに変える事で持久力が持続する体にする事ができるらしい。サッカーでは日本代表の長友選手がいち早く取り入れている食事法だ。確かによく走っている。
海外のマラソンやテニス選手の間でも炭水化物や糖質、小麦製品を摂らないグルテンフリーをする事で、いい成績をあげているアスリート選手が大勢います。
普段の食事を変えるだけで驚くほど体質を改善できます。エスナイデル監督率いるジェフ千葉が取り入れた食事改革でチームの成績が上がってJ1復帰できれば、きっと他のチームにも良い影響をあたえるでしょうね。